ほうかご探報 プリンス様と黄金体験

 「ほうかご探報」は、鮎方高明/ハロウ・ヒルの制作物です。

 記録にはその内容を含みます。

 


 

 「ほうかご探報」に参加させていただきました。
ちょっと気が引け気味というか大きな声で言えないのにはワケがありまして、実は私だけ既プレイのシナリオだったのです……
しかし、ネタバレOK、繰り返し遊んでも変わらず楽しめるのもこのゲームの特徴。というのも、「ほうかご探報」の推理はアドリブとナラティブで楽しむもの、つまりさまざまな手掛かりをもとに参加者全員が真相を作り上げていくタイプのゲームだからです。決まったストーリーをしっかりなぞって進行するタイプのTRPGとはまた異なるプレイ感覚が楽しめます。

今回は「プリンス様の儀式」という、こっくりさんのような儀式が生徒の間で流行っていることについて調査するシナリオ。
「プリンス様」とは何なのか?なぜ怪現象が起きるのか?
怪現象に直面したりもしながら進行していった主人公たちは、驚くべき事実に直面します。それは……

「この映像の背景に流れてるの、洋楽じゃない……?」

そう。今の形の「プリンス様の儀式」を広めたのは、この学園にいる熱心な「プリンス(洋楽)」オタクの先輩だったのです。
先輩には何の悪気もなく、ただ「プリンス様の儀式って言うくらいだから、洋楽のプリンスを称える儀式なのだろう。素晴らしいことだ。よし、俺が広めてやろう!」くらいの気持ちで……
しかし、この儀式で恩恵をもたらす存在である本来のプリンスさま、つまり悪魔大公(プリンシパル)はこれに激怒。ことあるごとに超常現象を起こし、自分に注目させようとしていたのです。

「……これ、どうします?」

「とりあえずレポートは合格だったし、いいんじゃないかなもうこれで」

先輩と駅前の小さなCD屋さんに行っておすすめの洋楽CDを選んでもらいながら、主人公たちは何とも言えない笑みを交わすのでした。

 

スピーディで取り回しやすいシステムと、「学校の怪現象を調査する」という馴染みやすくてワクワクするテーマ、ここにアドリブ(あるいは大喜利)が無限に楽しめるシステム的な工夫もあり、「ほうかご探報」、ほんとにいいゲームです。遊びましょう!(力強く宣言)